商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2011/01/25 |
JAN | 9784582287363 |
- コミック
- 平凡社
夢みごこち
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夢みごこち
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商品レビュー
4.3
18件のお客様レビュー
これ、どこの書評で気になったものだったか。夢オチの連発かと思いきや、一概にそういう訳でもなし。なんだか不思議な世界観。でも良し。
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それぞれの夢が独立しつつ、ゆるやかに繋がっていて、頁を繰ろうとする度に「次はどんな夢?」と思う。それこそ「夢みごごち」になって、永遠に続いていくと思い込んでいるところで突然終わりがくる。最後の夢はきちんと「まとめ」になってはいるけれど、このあとはご自由に夢を紡いでいってね、と言わ...
それぞれの夢が独立しつつ、ゆるやかに繋がっていて、頁を繰ろうとする度に「次はどんな夢?」と思う。それこそ「夢みごごち」になって、永遠に続いていくと思い込んでいるところで突然終わりがくる。最後の夢はきちんと「まとめ」になってはいるけれど、このあとはご自由に夢を紡いでいってね、と言われているようだった。 実際、この本を読みながら寝て見た夢はなんだか奇妙な夢だった。
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2022.7.17市立図書館 「フジモトマサル傑作集」を読み終えて、もっと読みたくなって借りた。 初出は「WEB平凡」(2007〜2010)、加筆・修正(第一話から第十七話)+最終話。 閉じ込められたり危機一髪だったりという悪夢から覚めたはずがまた別の夢の中のような入れ子構造で、...
2022.7.17市立図書館 「フジモトマサル傑作集」を読み終えて、もっと読みたくなって借りた。 初出は「WEB平凡」(2007〜2010)、加筆・修正(第一話から第十七話)+最終話。 閉じ込められたり危機一髪だったりという悪夢から覚めたはずがまた別の夢の中のような入れ子構造で、おなじみの動物キャラクターが夢か現かそれともあの世なのか、次から次へと転生していく(後半はその設定は消えてふつうの連作短編ぽい感じだけど)SF的物語。「第一話 すばらしき解放感」「第二話 夢警察」は「フジモトマサルの仕事」で、「第十一話 田舎暮らし」は「フジモトマサル傑作集」で既読。彼らははたして榮造と志保なのか、スピカとカロンなのか、11話ぐらいからはかなり不穏/スリリングな展開に拍車がかかってディストピアもいいところだけれど、絵のタッチに騙されてこちらまでふわふわした気持ちでついていけてしまうのがなかなかすごい。「第14話 穴」はせつなく、「第15話 月の光」にちょっとぐっときた。 これもいつか、いずれ、手元にほしいかも… わりとよく夢を覚えていてその話をしてくれる(&ディストピア小説好き)娘にも読んでもらえた。
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