商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/01/07 |
JAN | 9784094085761 |
- 書籍
- 文庫
迷わず働け
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迷わず働け
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3.9
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ヤクザに借金返済を迫られていた三川哲司が、偶然出会った三川と見た目が似た中学生の同級生でこれから入社する会社に嫌気がさしていた伊部大生の代わりに建設系の会社に入社し、伊部とも協力しながら奮闘するというストーリー。 主人公の三川のやんちゃぶりにはあまり感情移入できなく、ちょっとご都...
ヤクザに借金返済を迫られていた三川哲司が、偶然出会った三川と見た目が似た中学生の同級生でこれから入社する会社に嫌気がさしていた伊部大生の代わりに建設系の会社に入社し、伊部とも協力しながら奮闘するというストーリー。 主人公の三川のやんちゃぶりにはあまり感情移入できなく、ちょっとご都合主義的な展開すぎるところはあったが、2人の青年の成長物語として爽快で、読後感は悪くなかった。三川の逆境でもめげない行動力には見習いたいところがあった。
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『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)など映画のノベライズも手がける作家・山本甲士。隣人と凄絶な嫌がらせの応酬をする『どろ』がかなり面白かったので、本作もタイトルに惹かれて買ってみました。 主人公の三川哲司は、高校卒業後に実家の塗装屋を継ごうとするも堪え性なく、父親と喧嘩し...
『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)など映画のノベライズも手がける作家・山本甲士。隣人と凄絶な嫌がらせの応酬をする『どろ』がかなり面白かったので、本作もタイトルに惹かれて買ってみました。 主人公の三川哲司は、高校卒業後に実家の塗装屋を継ごうとするも堪え性なく、父親と喧嘩して家を飛び出す。文中に年齢は出てこないけど、おそらく25歳を過ぎたあたり。行き当たりばったりの生活で借金をつくり、ヤクザから返済を迫られる。このままでは大阪湾の底に沈められそうだが、どう考えても金を用意できそうになく、焦っていたときに見かけたのが中学の同級生・伊部大生。伊部とはさほど仲が良かったわけではないが、好きな歌手が一致していたという点でのみ繋がっていた思い出がある。お人好しの伊部ならば金を貸してくれるにちがいないと、下心ありありで声をかけると、伊部は悩み事がある様子。一流大学を出て大企業に就職したはずの伊部は、メンタルを患って退職したらしく、体裁を気にする父親から無理やりコネで別の会社に就職させられたのだ。新しい会社に行きたくないと言う伊部に、三川は自分が伊部になりすまして働くことを提案。それを実現させてしまうのだが……。 この三川という奴が最初は恐ろしく腹黒くていい加減な奴。こんな奴とは絶対友だちになりたくありません。が、伊部と共に暮らしながら働くうち、かつての自分がいかに逃げてばかりだったかを思い知るようになります。読んでいると、営業という仕事の面白さも感じるように。 いささか柄の悪い大阪弁が飛び交う会話に、著者はてっきり大阪の人だと思っていたら、関西は関西でも滋賀出身、しかも九州の大学にかよっていたそうで。それが信じられないほど、出てくる地名はピンポイント。三川が住んでいたのは吹田、伊部が住むのは高槻。足を運ぶのは平野で、呼び出されるのは東大阪、飲みに行くのは十三と、大阪に土地勘のある人なら読む楽しさ倍増であること太鼓判。ぐだぐだ迷わずに働きます。
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テーマがありがちだし、キャラクターにも 惹かれず、ストーリーも想像通り。そこまで悪く無いけどなんか消化不良。
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