商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/06/24 |
JAN | 9784062162487 |
- 書籍
- 書籍
悪貨
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
悪貨
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
3.5
55件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
野々宮の死で結末を迎えるが、野々宮の秘書・鉄幹の「あなたはただ父殺しをしたかっただけなんじゃないですか?」という言葉が印象的だった。 養父のような存在であった池尻を殺してしまったあたりから崩れて、転落はすごい早さだった。 早くに亡くした母親のこと、母のことを助けもせず自殺をした父親のこと、野々宮という男を形成しているものは肉親への強烈な思いだったのかな。 エリカが真性のマザコンだと野々宮を評していたけど、少年のまま止まってしまったような人だったのかな。エリカが野々宮に惹かれたところって、結局のところ母性本能的なそんなものかなと感じた。
Posted by
通貨の信用をテーマにしていておもしろいが特に残る物はない。$$通貨信用不安を巡る混乱や政府内銀行内の混乱などはほとんど触れられておらず物足りない。$$また唐突に米国が信用不安になっていたという状況に設定がなっていたり説明無く状況が変わっていたりする。
Posted by
あっさり読める。高校生がお金の意味を考えるのにはいいかも。今、村上春樹の1Q84読んでいるけど、こうしたユートピアみたいなな社会主義共同体というのは資本主義に駆逐される運命なのかしら。
Posted by