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島田雅彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/06/24
JAN 9784062162487

悪貨

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商品レビュー

3.5

55件のお客様レビュー

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2022/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

野々宮の死で結末を迎えるが、野々宮の秘書・鉄幹の「あなたはただ父殺しをしたかっただけなんじゃないですか?」という言葉が印象的だった。 養父のような存在であった池尻を殺してしまったあたりから崩れて、転落はすごい早さだった。 早くに亡くした母親のこと、母のことを助けもせず自殺をした父親のこと、野々宮という男を形成しているものは肉親への強烈な思いだったのかな。 エリカが真性のマザコンだと野々宮を評していたけど、少年のまま止まってしまったような人だったのかな。エリカが野々宮に惹かれたところって、結局のところ母性本能的なそんなものかなと感じた。

Posted by ブクログ

2017/10/21

通貨の信用をテーマにしていておもしろいが特に残る物はない。$$通貨信用不安を巡る混乱や政府内銀行内の混乱などはほとんど触れられておらず物足りない。$$また唐突に米国が信用不安になっていたという状況に設定がなっていたり説明無く状況が変わっていたりする。

Posted by ブクログ

2015/09/03

あっさり読める。高校生がお金の意味を考えるのにはいいかも。今、村上春樹の1Q84読んでいるけど、こうしたユートピアみたいなな社会主義共同体というのは資本主義に駆逐される運命なのかしら。

Posted by ブクログ

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