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道路独裁 官僚支配はどこまで続くか
2,090円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/09/18 |
JAN | 9784062156257 |
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道路独裁
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小泉内閣で進められた道路公団の民営化の議論を振り返り、それがいかに本来あるべき姿の改革から離れたものであったか、道路建設を求める「政官業」の構造の根深さを論じている。 道路公団の民営化についての論点がよくわかったし、「無駄な道路建設を抑制する」ということを民営化の目的とするならば...
小泉内閣で進められた道路公団の民営化の議論を振り返り、それがいかに本来あるべき姿の改革から離れたものであったか、道路建設を求める「政官業」の構造の根深さを論じている。 道路公団の民営化についての論点がよくわかったし、「無駄な道路建設を抑制する」ということを民営化の目的とするならば、確かにあの改革は失敗だったのだろうと感じた。しかし、政治というものは利害調整を本質とするものなのだから、民意を反映した少なからぬ国会議員が高速道路建設を要望している以上、一定の妥協をするのは政治のあり方として大きく間違っているわけではないのではないかとも思った。著者は、道路建設=悪という決めつけが強いような印象を持った。 また、なぜ、族議員や官僚が、なぜ道路建設にこだわっているかの背景があまり取り上げられていなかったのも物足りなかった。地方の雇用の問題なのか、組織の存続の問題なのか、そのあたりを深掘りしないと、なぜ「『道路』という存在そのものが『権力』となり、日本を『独裁』している」のかは解明できないのではないかと思う。
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