商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/09/05 |
JAN | 9784062157704 |
- 書籍
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図地反転
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商品レビュー
3.2
22件のお客様レビュー
ぐいぐい引き込まれていたのに。あとちょっとで真実がわかると思ってラストを楽しみにしていたのに。まさか、こんな終わり方するなんて・・・って、しばらく放心状態になってしまいましたよ。このモヤッとした気持ち、どうしてくれるのさー! 私も自分の記憶に自信がない。思い込みというか混同して...
ぐいぐい引き込まれていたのに。あとちょっとで真実がわかると思ってラストを楽しみにしていたのに。まさか、こんな終わり方するなんて・・・って、しばらく放心状態になってしまいましたよ。このモヤッとした気持ち、どうしてくれるのさー! 私も自分の記憶に自信がない。思い込みというか混同してしまうこと、「見たような気がする」「あったような気がする」なんて、しょっちゅうある。矛盾を突かれたり、本当に?とか聞かれると途端に不安になる。本当に頼りない脳みそで困っちゃう。
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子供の頃、幼い妹を変質者に殺された主人公。 刑事になった今、同じような幼女殺害事件にかかわる。 人の記憶のあいまいさ 「図」と「地」は見ようによってクラリと入れ替わる その恐ろしさ。 ラストが、あまりにも「え?ここで?」という感じなのでモヤモヤ・・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後は「やられた」という感じ。信じていた人が嘘を吐き、過ちを犯し、悪だと思っていた人が真実を言っていた。今まで信じてきた真実が過ちとなり、嘘だと思っていたことが真実になる。文字通り最後に「反転」する。 正義の人物は誠実に、胡散臭そうな人物は胡散臭そうに書かれている。それらが余りにも徹底されているので見事に騙された。最後は思わせぶりに終わっているが、まだどんでん返しがありそうに思えてならない。次回作が出来ればぜひ読みたいと思わせてくれる一冊。文庫版で『本ボシ』に改題されているらしいがもったいない。「図地反転」は作中通じて重要なキーワードなのに。
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