商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2009/08/21 |
JAN | 9784796672153 |
- 書籍
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追憶の雨の日々
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追憶の雨の日々
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
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最初から、アンニュイで薄幸な雰囲気を漂わせているこの小説は、雨の音と胸に落ちる涙の音が、最後のページまで、ずっと耳の奥に静かに続いているそんな小説でした。20代最後の誕生日を前に、無機質に生きてきた主人公が、赤い傘の女性と時空が交わり、生活が一変するのだけれど・・。 こんな女性が、コロナ禍のなか、居るのかもしれないと複雑に感じつつも、小説全体は、言葉の紡ぎ方が抒情的で、品の良い映画を見たような読了感。 夕べ、NHKでユーミン特集があって、守ってあげたい♪を熱唱していたっけ。 ・・・誰もが、夢を持ち続け、はつらつと生きていられるとしたら、それは、どうであれ、周囲の誰かに守られているということ。 この小説の終わりに、そんなことが、そっと添えられている。
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最初から息苦しさを感じながら読んだ。短いのですぐ読めるが、その中に小説としての良さもある。私は好きです。
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不器用にしか愛せなかった、あの頃。 そこにはただしっとりと冷たい雨が降り注いでいる。 一面に沈んだ色彩の中に、僕は今もあの赤い傘を探している。 (アマゾンより引用) これは切ない(PД`q。) ラスト切な過ぎやな… ラブストーリーっぽかったけど、嫌いなタイプの話じゃなかった(*´∀`*)
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