- 新品
- 書籍
- 新書
金融危機にどう立ち向かうか 「失われた15年」の教訓 ちくま新書
858円
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2009/06/10 |
JAN | 9784480064974 |
- 書籍
- 新書
金融危機にどう立ち向かうか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
金融危機にどう立ち向かうか
¥858
在庫なし
商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
3つの危機対応策を問いなおす◆「失われた15年」の危機対応策◆未踏領域の金融政策◆財政政策の展開と赤字拡大◆不良債権問題とプルーデンス政策◆世界金融危機における経済対策◆教訓を生かせるか
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 金融危機と不況に苦しむ国家は、さまざまな政策を打ち出してこれを脱しようとする。 それらの政策は、どのような狙いと効果をもつのか。 なかには、効果が疑われるものや、副作用が懸念されるものもあり、論争を呼ぶ。 この議論に示唆を与えるのが、平成不況、すなわち「失われた15年」での日本の経験だ。 当時、金融政策は量的緩和という未踏領域に踏み込み、財政政策は巨額の減税と公共事業を行った。 金融システム安定化のための政策(プルーデンス政策)は、銀行の破綻処理や救済を行い、その体系を整えた。 本書では、90年代以降に展開された3つの政策を総括し、その経験が世界同時不況にどう生かされているかを考える。 [ 目次 ] 序章 3つの危機対応策を問いなおす 第1章 「失われた15年」の危機対応策―3つの政策の位置 第2章 未踏領域の金融政策 第3章 財政政策の展開と赤字拡大 第4章 不良債権問題とプルーデンス政策 第5章 世界金融危機における経済対策 第6章 教訓を生かせるか―3つの政策の新たな課題 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リーマンショックに端を発する大津波。これを如何に乗り切るか。本書では失われた15年の間に施された金融政策、財政政策、プルーデンス政策の効果を検証しながら今後の施策の手掛かりを提示する。失われた15年をかけようやく大手の銀行は不良債権問題に決着をつける一方、信用組合等中小の金融機関などはいまだにその傷がいえていないのが現実。高金利となればたちまち顕在化し致命傷ともなりかねない国債残高問題。乗数効果が期待できない財政政策。課題は山積している。
Posted by