ムダとり 現場の変革、最強の経営 幻冬舎文庫

山田日登志【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2009/02/10
• JAN: 9784344412675

商品レビュー

2023/03/21

製造現場のムダとり、生産性向上を記した本書は、オフィスで働くホワイトカラーの人にも気づきを与えてくれる一冊になっています。
内容は、少し古めかしいところが見受けられるものの、仕事をする上での考え方などは勉強になります。
メーカー勤めでなくても一読の価値ありです。

2022/08/21

　トヨタ生産方式の創始者大野耐一氏から教えを受け、330社以上の現場改善を推進した、山田日登志さんの本。

　工場現場のラインの改革、その手法の話が中心かと考えていたが、思っていたより日本の中小企業の目指す姿や仕事観、ムダへの意識に関することが主題だったように感じた。

　別の本も読んでみたいところ。

【印象に残った箇所】
・ベルトコンベヤー→一人屋台生産方式
辻褄が合わなくなり生産ラインから退けた仕掛品の発生、電力代がムダになっているという意識。多能工化の推進。

2011/12/27

製造における無駄取りを、設計に生かす視点で読んで見ました。

１　顧客に一番近いところからみる

２　製造現場における無駄
つくりすぎ
手持ち
運搬
加工そのもの
在庫
動作
不良を作る

これを、停滞、運搬、動作の３つに分類している。

３
「わかったか？」ではなく、「やれたか？」を確認すること。
頭で分かっただけでは、経営にならない。

４　常識を超える発想で常識を変える。