商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 農山漁村文化協会 |
発売年月日 | 2009/01/27 |
JAN | 9784540082504 |
- 書籍
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野山の名人秘伝帳
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野山の名人秘伝帳
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
農民賛歌みたいな雰囲気もあるが、内容はとても興味深い。 伝統的農村の、里山の採集生活について、手順などを説明したもの。つまりはDIY。美山の松葉サイダーも載っていた。それ以外には、葛の掘り方とか、山芋の掘り方とか。
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ウナギ漁、自然薯堀りから、野鍛冶、石臼作りまで。職人の手仕事や農山漁村の暮らしを中心に取材・執筆活動を続ける著者が、野や山に息づく素朴な知恵や技に目を向け、4年間雑誌に連載した記事をもとにまとめた1冊。 山や川や海の恵みを暮らしに取り入れる方法は、文明社会がどんなに高度になろ...
ウナギ漁、自然薯堀りから、野鍛冶、石臼作りまで。職人の手仕事や農山漁村の暮らしを中心に取材・執筆活動を続ける著者が、野や山に息づく素朴な知恵や技に目を向け、4年間雑誌に連載した記事をもとにまとめた1冊。 山や川や海の恵みを暮らしに取り入れる方法は、文明社会がどんなに高度になろうとも忘れてはならない基礎教養のひとつではないかと思う。著者は本書の「はじめに」でそう語っている。㈵章の「食べる・楽しむ、自然の恵み」の中で最初に取り上げられているのは、山形県金山町でイタヤカエデの樹液(メープルサップ)を採る62歳の栗田和則さん。㈼章「ぬくもり伝える、手作りの名人・名品」の最後に登場する宮崎県高千穂町の神楽面彫り職人、工藤正任さんまで全国津々浦々、23人の知恵と技が紹介されている。ほとんどは戦前生まれで、取材後に物故された方もいる。 「自然から得た資源を暮らしに活かす習慣は地方でもなくなりつつあり、社会が何か積極的なアクションを起こさなければ、あと10年以内で消えてしまう」。そんな危機感を持ちながらも、著者は、グリーンツーリズムやエコツーリズムという社会的なうねりの中で、戦前世代が受け継いできた知の資産が今、再評価されている動きに期待して、本書を世に送り出している。(S)
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