商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2008/10/01 |
JAN | 9784037267506 |
- 書籍
- 児童書
あの犬が好き
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あの犬が好き
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
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『図書館司書32人が選んだ犬の本棚』の紹介文を読んであらすじが気になったので読了。もう泣いた泣いた。喪失からの回復と、詩を綴るとは何ぞや? をあくまでさりげなく優しく問うた話で、読者にとってはある種のミステリ仕立てにもなってる。素晴らしい本でした。
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- ネタバレ
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詩はわからない、という人に読んでほしい。むずかしく考えることはないよ、あなたの気持ちを素直につづればそれが詩になるんだよ。という作品。 主人公の少年が先生の紹介する詩に反応して、自分でも詩を書いてみる、発表してみる、名前も出して発表してみる、大好きな詩人を賞賛する詩を書いてみる、先生が詩人に学校へ来てもらえないか、聞いてみて、そして… いい先生だなぁ、こういう先生の授業だったら楽しいだろうなぁ、と思う。日本でもこういう先生が増えるといいなぁ。 犬は可哀想だった。少年は詩を創作する事でペットロスを昇華させたのね。詩っていいなと思わせる。
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詩なんて女の子の書くものでしょ、とかなんとか言ってたけど、学校で先生に詩を読んでもらううち、ある日お気に入りの詩に出会って詩を書き始め、やがて詩人へファンレターを送ったところ・・・ 主人公のぼく が、先生に当てた日記だったり詩だったりで全編構成されていて、読...
詩なんて女の子の書くものでしょ、とかなんとか言ってたけど、学校で先生に詩を読んでもらううち、ある日お気に入りの詩に出会って詩を書き始め、やがて詩人へファンレターを送ったところ・・・ 主人公のぼく が、先生に当てた日記だったり詩だったりで全編構成されていて、読者はそれを覗き見させてもらうように彼の感じたことや過去の出来事などを知っていく。タイトルの秘密も。 著者がシャロン・クリーチで、主人公が好きになる実在の詩人がウォルター・ディーン・マイヤーズ。これは必読、と思ったらイラストはウィリアム・スタイグだった!鼻血。 タイポグラフィやインク色にもこだわりを感じます。 巻末に全て掲載されている、先生が読んでくれていた詩を原文で読みたくて英語版も読んでみて、金原さんの翻訳センスに改めてうっとり。
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