商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻戯書房 |
発売年月日 | 2008/08/05 |
JAN | 9784901998352 |
- 書籍
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昔のミセス
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昔のミセス
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
読み進めていくうちに、前読んだことに気づく。でも、前より著者に共感を持てた。三橋達也の魅力を語る章は以前はあまり興味を持ってなかったような。
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婦人雑誌「ミセス」に昔載っていた記事に関するエッセイと、幾つかのエッセイを収録したもの。森茉莉、吉岡実、寺山修司と有名な文学者らの思い出が語られていて、いいなあ、となる。
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私の母も「ミセス」を好んで読んでいました。雑誌と言えば、「婦人之友」「暮しの手帖」「ミセス」「マダム」(これは鎌倉書房だったでしょうか。瀟洒な本を出すところだったのに惜しいですね。)を読んでいて、娘の私は絵本でもめくるようにそれらを膝にのせてめくっていたことが記憶にあります。 制...
私の母も「ミセス」を好んで読んでいました。雑誌と言えば、「婦人之友」「暮しの手帖」「ミセス」「マダム」(これは鎌倉書房だったでしょうか。瀟洒な本を出すところだったのに惜しいですね。)を読んでいて、娘の私は絵本でもめくるようにそれらを膝にのせてめくっていたことが記憶にあります。 制服を着る頃も、更に長じても一緒に読み続けることで、私と母なりの文化というか、共通のコードのようなものが出来ていったと思うのです。 創刊当時のお嬢さんと女性の間の世代向け雑誌だったころは知りませんが、この雑誌が持つ雰囲気を、金井さんは見事に捉えておられます。基本のセンは変わっていないと思うので…。 スノップだけがいいとは思いませんが、楽ならいいわねという変な甘えを女性が持ってしまった今、たおやかで、しっかりしていて、今どきならある意味「箱入り」的な女性の端正さが普通であった頃の雑誌の有り様が、私にはかえって新鮮に映りました。 しかし、森茉莉さんのファンに対する印象の考察はさすがの鋭さです。ご自身も熱烈なファンでいらしたからなんでしょうね。膝を打つ思いで読ませて頂きました。 ああ、面白かった!!
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