商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フロンティアワークス |
発売年月日 | 2008/05/20 |
JAN | 9784861342622 |
- 書籍
- 文庫
花がふってくる
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花がふってくる
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
頼りない受とノンケの攻、しかもイトコ同士という設定だけなら苦手な部類なのだが、やはりこの作者さんの手にかかるとすごくすんなりお話にはいっていけた。エロも素晴らしい。キャラクターとしてはどちらもあまり好きなタイプではないのだが、それでもおもしろく読めるのがすごいとおもう
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
袴田涼嗣は、いとこの蓮実秋祐と同居している。 同い年でありながら、大学助教授をしている秋祐のことが涼嗣は放っておけず、ついには「お目付け役」として同居まで買って出てしまう。 ところが、涼嗣が結婚することになり、二人の関係は変わり始める。 当たり前のはずなのに、涼嗣の結婚とともに「家を出る」という秋祐に涼嗣は動揺する。 そして、涼嗣は近すぎる二人の距離を見つめなおし…… というのが、大体のあらすじです。 結局、涼嗣は結婚しようとしていた恋人よりも、近すぎるが故に、今まで離れることなんて考えられなかった秋祐を選んで、ハッピーエンド……なんですが。 物語としては、割と淡々として進む感じの話でした。 大きな盛り上がりもなく、ごくごく当たり前のことをごくごく当たり前にする感じの小説でした。 今までの思いのたけを涼嗣にぶちまけた秋祐を涼嗣は追いかけたかったけれど、それこそドラマみたいに、何もかも放っておいて追いかけるわけじゃなくて、まず最初に結婚する予定だった彼女に別れを告げてから、秋祐を探しに行く…… 本当、現実だったらそうなるんだろうな……と思います。 まぁ、そこで彼女を選ばずに、秋祐を選んでる時点で、非現実的と言えば非現実的なのかもしれませんが、でもやっぱり勢いだけで突っ走れないのがある意味、本当なのかなって思います。 たんたんとした中にしっかり愛はある小説がお好きな方にはオススメです。
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今まで読んだこの人の本の中で一番好き。今先生のイラストもすごく合ってる。匂い立つような幻想的な描写も、現実的な部分もしっかり描かれてて、もちろん心理描写も丁寧できちんと恋愛が描かれてて。この人の本を読んでて良いなあ、と思う部分が凝縮されてる感じ。
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