1,800円以上の注文で送料無料

焔の中 中公文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

焔の中 中公文庫

吉行淳之介(著者)

追加する に追加する

焔の中 中公文庫

405

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1974/07/10
JAN 9784122001145

焔の中

¥405

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/05/24

吉行淳之介さんの作品はエッセイや対談も含めてほぼすべて読んでいると思いますがその最初の一冊がこれ。 ここでシンパシイを感じたからその状況に至ることができたということでしょう。 吉行淳之介さんの(おそらくは)ある程度自伝的な青春小説だと言えるでしょう。 入門編としてはよいと思いま...

吉行淳之介さんの作品はエッセイや対談も含めてほぼすべて読んでいると思いますがその最初の一冊がこれ。 ここでシンパシイを感じたからその状況に至ることができたということでしょう。 吉行淳之介さんの(おそらくは)ある程度自伝的な青春小説だと言えるでしょう。 入門編としてはよいと思います。 どこにシンパシイを感じたのか考えてみて、中に空襲を受けたときなぜだか理由はわからないけどレコードを、ドビュッシーのピアノ曲全集を抱えて逃げたというくだりがあったように記憶しています。 そこに惹かれたかもしれません。 そういうときにそういうものを持って逃げる人間でありたいと。 もちろん作品全体の雰囲気や文章も気に入ったでしょう。 ちなみにボクもドビュッシーのピアノ曲全集も管弦楽曲全集も(レコードで)持ってます。 ボクはどっちかいうと管弦楽曲全集を持って逃げたい派でしょう。 どーでもいいことですが。 作中の「焔の中」という表題章は短編として扱われていることもあります。 吉行さんの作品の一部分を取ったら短編として読めるということは多いと思います。 長編も短編の集まり、根っからの短編作家なのかもしれません。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品