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せっかちまじょのネル 児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚
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せっかちまじょのネル 児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚

モーリン・ロッフィ(著者), 矢川澄子(著者)

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せっかちまじょのネル 児童図書館・絵本の部屋・しかけ絵本の本棚

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 評論社
発売年月日 1980/08/01
JAN 9784566002388

せっかちまじょのネル

¥1,430

商品レビュー

3

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2018/08/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

いとこからのお古絵本。 本棚の整理をしていたら最古層(笑)から発掘されました。 楽しい話だと記憶していたのですが、楽しいだけの絵本ではなかったです。 せっかちまじょのネルは曲がったことが大嫌い。 人々の生活を覗いては、自分が「間違っている!」と思ったことを「ホークス! ポークス!」とまじないのことばを唱えて、愉快に正してゆく。 居眠りばかりするお偉方。 勉強が嫌いで学校に行きたくないボビイ。 まじないはどれもが強きを挫き、弱きを助けるイメージのものでそこが痛快。 詞もテンポがよく、ラップ調に読んでみたらぴったりだった(笑) しかしラストが意外な展開。楽しく読んでいた大人も子供もシンとなりそう。 子供向けの本ってこういう事が多いから油断できない。 絵はモーリン・ロッフィー、詞は矢川澄子。 矢川さんという方、あの澁澤龍彦の元妻だそうだ。 旦那さんに惚れまくっている印象の方で(離婚をされているし、互いに浮気もあったそうだが)そういう方がこの自己犠牲的ラストをどう感じながら書いたのか。 そう思うと感慨深いです。

Posted by ブクログ

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