商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 慶應義塾大学出版会/慶應義塾大学出版会 |
発売年月日 | 2007/07/20 |
JAN | 9784766413342 |
- 書籍
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ケンブリッジの卵
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ケンブリッジの卵
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
内容を完全に理解するには専門的な知識がある程度必要だが、それが分からずとも大きな謎に立ち向かう科学者の奮闘記として楽しめた 合間に提示されている素朴な疑問の例などは、文系物理を教える教授ならではの題材だと思えるものが多く、普段口にしないまでも不思議に思うことに物理は深く関わってい...
内容を完全に理解するには専門的な知識がある程度必要だが、それが分からずとも大きな謎に立ち向かう科学者の奮闘記として楽しめた 合間に提示されている素朴な疑問の例などは、文系物理を教える教授ならではの題材だと思えるものが多く、普段口にしないまでも不思議に思うことに物理は深く関わっているのだということを改めて強く認識した 卵が立ち上がる研究については慶應義塾大学の公式You Tubeチャンネルにおいて著者の公演の様子が配信されているため、そちらも一見の価値がある 数学的知識を蓄えた上で、本書を再度読んでみたいと思う
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研究とはこういう風に進めるのか、というのがわかる、しかも英国の余裕を持ったやり方で、興味の赴くままに。 とても爽やかな読後感。 特に英国の教育のあり方は大きくうなづく内容であった。 積み上げ型のトレーニングも重要だが、ずっと後になって幸福になる教育が英国にはあるように思える。
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序盤は正直、興味の無い自伝的記述が続き、いかにも学者の硬い文章と相まって読むのがつらい。 テーマとなる卵の回転の研究になってからは文章もこなれてくる。それでも、日本の学者の悪い癖「わかったことを書くので勉強して理解しなさい」という姿勢が続き、「何とかして人に理解してもらえるように...
序盤は正直、興味の無い自伝的記述が続き、いかにも学者の硬い文章と相まって読むのがつらい。 テーマとなる卵の回転の研究になってからは文章もこなれてくる。それでも、日本の学者の悪い癖「わかったことを書くので勉強して理解しなさい」という姿勢が続き、「何とかして人に理解してもらえるように工夫して伝える」努力の見られない文章が続く。解説も数式も無い専門用語の羅列は「何かわからないけど凄い」という、権威にとって誠に都合の良い反応しか生み出さない。 全編通じて、面白いテーマがドラマチックに展開しているので、このような日記プラス報告書のような形でしか残らないのはもったいないように思う。
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