社会調査で何が見えるか 歴史と実例による社会調査入門

平松貞実【著】

• 販売会社／発売会社: 新曜社/新曜社
• 発売年月日: 2006/11/30
• JAN: 9784788510296

商品レビュー

2019/04/11

社会の実態や変化を認識する場合、社会党系に追うことが大きい社会党系抜きには、今や社会科学は存在しない。社会党系で重要なことはデータ作成上の分類基準などが統一されていること。地域間の比較、時系列的な非核ができること。
調査を仕事に使っている人たちには、同じ様な調査で2回同じような結果が出たら信ぜよ、という人が多い。経験則だが、サンプリング誤差が意味しているところと一致している。
調査は人間と人間が行っている対話。質問の寮を減らすこと。

2008/10/22

社会調査の本で方法論の話になるといっきに面白くなくなるのはしかたがないか。まだフィールドワークと言われてもピンとこないところがあるしね。でも興味はある。来年ゼミが始まるけど、社会調査関係にしようかな・・・とか、きついらしいけど、少し考えてる。法政の社会調査陣は優秀なお方ぞろいで、かなり真剣な人たちなので、ゼミ生徒も必然的に真剣な人たちが集まっているらしい。たしかに、真剣じゃない人が堀川ゼミに入ること、社会学的にありえない。堀川授業で船橋ゼミの先輩二人に話を聞いたが、ゼミは論客の巣窟らしい。行けば議論スキルは高まるだろう。だが予想されるリスクは、おそらく性的魅力が半減するのではないかということ。議論好きがモテるなんて話を聞いたことがないし、失礼ながら先輩の性格は議論を通してかキツくなってる。大体堀川先生も普通の人間ではない（恋愛には不自由しなかったらしいが）。まぁそれ含め、人間がためされる有意義な場所であることには間違えない。どしよっかな。
で、本は、方法論のとこはかなり詰め込んでてダイジェスト。自分が悪いのかもしれないけど、半分も頭に入らなかった。既存の方法論を説明した後で批判を加えることが多いので、よけいにこんがらがる。そしてたまに話が膨大になる。要は、社会調査の方法論なんてものには確固とした基準などなく、臨機応変さこそが客観性を守ると、そう理解してよろしいでしょうか。そういたします。