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うさぎの映画館 電撃文庫
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うさぎの映画館 電撃文庫

殿先菜生【著】

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うさぎの映画館 電撃文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2007/05/25
JAN 9784840238434

うさぎの映画館

¥605

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2015/06/20

たまに主人公の夢を挟みつつ、話が進む。 アンティーク幽霊がうつる鏡、本当に幽霊だったら面白いが、現実的に細工がしてある一級品で個人的に残念です。 アンティーク屋の主人の性別はやはりオチあり。

Posted by ブクログ

2010/08/02

高校生の女の子の日常風景と彼女が時々見る不思議な夢が交互に描かれる心温まる物語。橋本紡氏推薦の注目新人作家だそうだ。私はイラストを描かれている田上俊介氏の絵が好きなので、即購入を決めたのだ(笑)。電撃で田上俊介氏と言ったら壁井ユカコ氏の「キーリ」シリーズ(全9巻)がある。あ~、話...

高校生の女の子の日常風景と彼女が時々見る不思議な夢が交互に描かれる心温まる物語。橋本紡氏推薦の注目新人作家だそうだ。私はイラストを描かれている田上俊介氏の絵が好きなので、即購入を決めたのだ(笑)。電撃で田上俊介氏と言ったら壁井ユカコ氏の「キーリ」シリーズ(全9巻)がある。あ~、話が全く逸れてしまった(汗)。 物語は、主人公・静流が夢を見ているシーンから始まる。そして、寝ている彼女を起こしたのがキーパーソンで同級生の雲井進。彼がいなかったら、夢も見なかっただろうし、彼女自身の変化もなかっただろう。それくらい重要なキャラだと思う。で、この物語は、ある意味二人のラブストーリーでもある。 静流は文字通りのマイペースで、天然な性格の持ち主である。表紙イラストの通り、見た目も可愛い。ライトノベルの王道的なキャラ設定である。しかし、彼女にはどこか冷めていて、他人と距離を置くようなところがある。その原因は十年以上前に他界した母親が関係しているのだが…。う~ん、これ以上はあまり話せそうにない(苦笑)。この先はぜひそれぞれの目で確認してほしい。 全体的に起伏があまりなく、平凡な日常を淡々と描写している印象だ。その分、最後に彼女が自分の過去と向き合い、少しずつ前へ進んでいくシーンが重みを持ち、物語に厚みを加えている。衝撃的なシーンがあるとか、劇的な展開があるとか、そういったことは無くても、あぁ、読んで良かったなと思い、優しく微笑みたくなるような読後感があった。私はこの作品を好きだと思えた。 ただやはり起伏が少ないというのは、読むスピードを鈍らせたり、気持ちを削がれたりする。また、キャラの動作が一辺倒な気がしたし、ばら撒いたパーツを手繰り寄せていく作業も少し中途半端だと感じた。物語を流れる涼やかな風を感じ、ラストの静かな感動が良かっただけに、かなり残念に思う。 しかし、「不思議の国のアリス」や「ラプンツェル」、「銀河鉄道の夜」などを持ち出し、うまく物語に絡めていくのは面白かったし、私は殿先氏のこの作風は好きだ(しつこい?)。新人ということをあまり意識せず、安心して読めたので、完成度も高い方だと思われる。次作では、もっとネタを掘り下げ腰を据えた、より厚みのある作品を期待したい(またエラソウ・笑)。

Posted by ブクログ

2008/08/27

骨董品屋でバイトをする静流は、同級生と店で出会ったことで少しずつ変わっていく。 夢と現実をつなぐ意味はすぐ分かるし、ストーリーに大きな変化が起こるわけではない。 ただ静かに流れていく日常が、温かい話。 主人公の世話役?の鳴海さんには騙された!

Posted by ブクログ

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