商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/05/30 |
JAN | 9784163259901 |
- 書籍
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夜想
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夜想
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商品レビュー
3.5
55件のお客様レビュー
宗教がテーマ、という事であの傑作、『慟哭』のような作品なのだろうか、と思ったがまるで違った。何というか、貫井らしい濃さがなく、物語も平坦で、展開も驚くほどに平凡だった。
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妻子を事故で失った主人公は、物を通してその人に起きたことなどが分かるという女性に会い、救われます。 もっとたくさんの人がその女性に救われて欲しいと思った主人公は、その女性と共に宗教団体のような団体を作ります。 テーマは、悲しみは無理して消さなくてもいい。悲しみを乗り越えら...
妻子を事故で失った主人公は、物を通してその人に起きたことなどが分かるという女性に会い、救われます。 もっとたくさんの人がその女性に救われて欲しいと思った主人公は、その女性と共に宗教団体のような団体を作ります。 テーマは、悲しみは無理して消さなくてもいい。悲しみを乗り越えられないのならそれでいい。その悲しみを受け入れて生きていけばいい。だと思います。 物語は、男性目線と、娘に家出されて探しまくる女性目線で進んでいきます。 最初は、団体を立ち上げちゃうし、宗教団体じゃないと言ってもそんな感じだし、悲しい終わりが見えているよ。と思いながら読みました。 中盤から後半になると、ページをめくる手が止まりません。
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妻子を事故で亡くした主人公が 街で偶然出会った不思議な女性に救われる。 彼女は持ち物から相手の過去を読み取れる特殊な能力を持っていた。 彼女に感謝し、尊敬し、やがて崇拝になり そんな人たちが一人増え二人増え… 新興宗教ってこうやってできあがるんだな。 初めの志は高くても 運営し...
妻子を事故で亡くした主人公が 街で偶然出会った不思議な女性に救われる。 彼女は持ち物から相手の過去を読み取れる特殊な能力を持っていた。 彼女に感謝し、尊敬し、やがて崇拝になり そんな人たちが一人増え二人増え… 新興宗教ってこうやってできあがるんだな。 初めの志は高くても 運営していくうちにそうなってくんだな。 終盤で主人公がちょっとおかしくなってくんだけど あれ?もしや最初からおかしかったの? どこから?となった。 超能力的なことはほぼ信じてないので もしかしたら遥も最初からマスターと組んで 騙してたのかなとかまで思ったけど(笑) 人って自分に都合のいい考え方で いくらでも進んでいけちゃうんだな。 宗教にしたくないと思いながらも せざるを得ない主人公は 結局なんなんだ。 そして能力者の遥はなにがしたかったんだ。 もし私が遥なら、能力を信じてもらえなかった過去や 恐怖で絶対目立たないように生きてくと思うけどな。
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