唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦 新書y
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦 新書y

黄民基【著】

追加する に追加する

唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦 新書y

902

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社/洋泉社
発売年月日 2006/09/21
JAN 9784862480682

唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦

¥902

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊。◆新聞とは何か。維新期では、開陳した自らの政治的立場を広める役割を担う。つまり、黎明期自由民権運動(西南戦争前)における各々の機関誌であった。それゆえ、新聞の自由な紙面と発行を阻害すべく、西南戦争の前年、新聞紙条例と讒謗律が成立。が、その新聞の危機を救ったのが「西南戦争」報道であった。つまり読者の読みたいものは政治主張でなく、現に勃発した戦争。これを踏まえ、各社は戦争の背景事実の解説から現地取材へ、見聞事実に基づく客観報道へと舵を切る。◇本書はその模様を各新聞の比較によって切り取って見せる。

Posted by ブクログ

2010/02/06

近代ジャーナリズムの芽生え。 草分けの時代というのは何時何処でもきらめくものを持っている。 気迫が違う。 そして対照的に、如何に今のジャーナリズムが衰退しているのか、単なる「業界」になっているのかが分かるというか…。 西南戦争を巡る各新聞社の戦術や思惑も分かりやすく、堅苦しく感じ...

近代ジャーナリズムの芽生え。 草分けの時代というのは何時何処でもきらめくものを持っている。 気迫が違う。 そして対照的に、如何に今のジャーナリズムが衰退しているのか、単なる「業界」になっているのかが分かるというか…。 西南戦争を巡る各新聞社の戦術や思惑も分かりやすく、堅苦しく感じずにさらりと読めるところも良いです。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品