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梯の立つ都市 冥府と永遠の花
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梯の立つ都市 冥府と永遠の花

日野啓三(著者)

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梯の立つ都市 冥府と永遠の花

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商品詳細

内容紹介 内容:黒よりも黒く. 先住者たちへの敬意. 闇の白鳥. 梯の立つ都市. 踏切. 冥府と永遠の花. ここは地の涯て、ここで踊れ. 大塩湖から来た女性
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/05/30
JAN 9784087745351

梯の立つ都市 冥府と永遠の花

¥1,870

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2010/08/21

 内臓の悪性腫瘍を摘出した作家の「私」。死と隣り合う生の根源的な輝きを鋭利に描く短篇集。   「黒よりも黒く」 ゴーストと男の対話から成るピュリッツァー賞受賞写真を撮影したカメラマンの苦悩をモチーフにした 「先住者たちへの敬意」 先住者である虫と家を巡る物語 「闇の白鳥」 学生時...

 内臓の悪性腫瘍を摘出した作家の「私」。死と隣り合う生の根源的な輝きを鋭利に描く短篇集。   「黒よりも黒く」 ゴーストと男の対話から成るピュリッツァー賞受賞写真を撮影したカメラマンの苦悩をモチーフにした 「先住者たちへの敬意」 先住者である虫と家を巡る物語 「闇の白鳥」 学生時代の旧友とクラスメートの女生徒について語らう 「梯(きざはし)の立つ都市(まち)」 黒いレインコートの人物と自身の癌について綴った 「踏切」 自宅前の踏切を巡っての物語 「永遠と冥府の花」 最近よくでる鼻血に老いていく身体を痛感する 「ここは地の果て、ここで踊れ」 シベリアで一人観測員をする男の話 「大塩湖(グレートソルトレーク)から来た女性」 自然を描く女性小説家と対談する  エッセイと小説が入り交じった感じでどこから本当でどこまでフィクションなのかわからない。しかも短編集なのに、踏切、癌、小説家、駅といった共通した単語がでてくるので連作?といった感じで区切りがわからないので結構読みづらい。でもその中でも「黒よりも黒く」と「ここは地の果て、ここで踊れ」は結構よかった。これはどっちも他の人の人生を参考にしているからかもしれない。この作者の癌経験は正直語られすぎて途中で飽きた。

Posted by ブクログ

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