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魍獣妖拳伝
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魍獣妖拳伝

大迫純一(著者)

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魍獣妖拳伝

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プラザ/青心社
発売年月日 1999/08/05
JAN 9784878921735

魍獣妖拳伝

¥616

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2015/02/17

13歳の少女・桜羅(おうら)は、千里眼の能力の持ち主です。彼女の生まれた村には、この能力を授かった少女が村の男たちとの間に子をなし、次の巫女となる定めがあります。そんな運命から逃れるため、桜羅は一人で村を抜け出してきたのです。しかし、村の定めに背いた桜羅を亡きものにしようと、沙弥...

13歳の少女・桜羅(おうら)は、千里眼の能力の持ち主です。彼女の生まれた村には、この能力を授かった少女が村の男たちとの間に子をなし、次の巫女となる定めがあります。そんな運命から逃れるため、桜羅は一人で村を抜け出してきたのです。しかし、村の定めに背いた桜羅を亡きものにしようと、沙弥(さや)という少女が彼女の後を追ってきます。 そんなある夜のこと、桜羅は廃寺で、4人の猟師に犯されそうになりますが、そこに夜魅(やみ)と名乗る盲目の青年が現われ、すぐにこの場所から立ち去るように彼女たちに告げます。桜羅をひん剥いて今から犯そうとしていた猟師たちは、青年に食ってかかりますが、そこへクモのような化け物が現われ、桜羅の目の前で猟師たちは命を落としてしまいます。 猟師たちを襲ったのは、一人の坊主に取り憑いた「魍獣」と呼ばれる妖怪で、夜魅はこの妖怪を追っていたのでした。そんな夜魅の中にも、「呀夢」(がむ)という魍獣が潜んでおり、彼はその力を借りて、妖怪に取り憑かれて正気を失い人を襲うようになった坊主を倒そうとしていたのでした。 その後、桜羅を殺害しようとする沙弥も彼らと旅路を共にすることになり、蟲に取り憑かれた坊主の後を追って八王子へと向かいます。途中、夜魅は坊主をあと一歩というところまで追いつめますが、小沢天膳(おざわ・てんぜん)という浪人に行く手を阻まれ、坊主に憑いていた蟲は無数の小蟲に分裂して、八王子の宿場へと逃げていきます。 そしていよいよ八王子で蟲との最終決戦となります。ふたたび夜魅の前に天膳が立ちはだかり、2人は死力を尽くしての戦いを繰り広げます。ところがその間に、桜羅が蟲に捕らえられ、村の女たちとともに蟲に犯されそうになります。無数の腕が桜羅の身体に伸び、彼女の服を剥ぎ取り、長い舌が秘所に伸びてきます。そこへ沙弥が現われ、蟲のターゲットは桜羅から沙弥に向けられます。けっきょく、沙弥も捕らえられ、蟲の男根が彼女の中へと入っていきますが、そのとき、蟲は断末魔の叫びをあげます。じつは沙耶は、夜魅に抱かれたことで胎内に魍獣を宿しており、それが蟲に危害を加えたのです。その後、蟲は夜魅によって止めを刺され、一件落着となります。 「青心社文庫」で官能描写も含まれますが、あくまで物語を楽しむための作品で、いわゆる「実用」に供することを目的としたものではないように思われます。

Posted by ブクログ

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