仕事は午前中に終わらせる！ 「時間使いの達人」になるための7つのステップ

樋口修一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2003/10/06
• JAN: 9784569629520

商品レビュー

2022/01/01

　朝活や時間の活用法のハウツー書かと思ったら、なかなか抽象的な理論の書でした。
「目的と手段教の教祖」を自称しているだけあって、目的と手段から最適解を導く思考法です。
　苫米地英人さんがよく抽象的に考えろと言いますが、それに通じるところがあるような気がします。
　意外と本質を突くところがあるのかもしれません。
　著者はセミナー講師やスピーチを行う時、紙芝居を自作して行って好評を得ているようです。これを「カミシバイ」方式と言っています。
　まだパワーポイントが普及する前の時代です。
　今はパワーポイント全盛時代ですが、パワーポイントを使うまでもない場面では「カミシバイ」方式も良いのかもしれません。
　また、制限時間がある場合に制限時間内に終える工夫として、「時計リセット方式」を提唱しています。
　何のことはない、腕時計で正午をタイムリミットとしてセットする方法。つまり、制限時間10分だと11時50分にセットしてスピーチを始める。正午が制限時間だから直感的に分かりやすいということです。
　まあ何のことはない腕時計をカウントダウンタイマーとして使用するちょっとしたライフハックですが、確かに直感的に分かりやすいですね。ピカリと光るアイディアなのでわざわざ紹介してみました。
「創エネルギープロジェクト」「創エネルギープラザ」のアイディアも紹介されていますが、これは実現したのでしょうか？なかなかいいアイディアだと思うのですが。
　著者の樋口修一郎さんはビジネスマンであり経営者でもある人で幾つかの肩書きを持っています。著書はこれ一冊だけですが、なかなか創意工夫に富んだアイディアマンだったようです。その後も執筆を続けたらどのような著書が出ていたのでしょうか。

快眠・早起き朝活・健康生活ブログ
　仕事は午前中に終わらせる　目的と手段から最適解を導く
　　https://sfclub.seesaa.net/article/485041417.html

2007/03/12

How To本流行の時期に読んだ本（2週間前のことだが。）全部読みきれず。。。前半なるほど。と言う感じですが、やはり行動に直結することではなく、理論なので、ちょっと物足りず。いや、まずは考え方が必要なのでしょうが。私がそのとき欲しかったのはこれすれば良い！みたいなおばかさんむけの本だったので！