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気づかせて動かす 熱情と理のマネジメント
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 2003/10/24 |
JAN | 9784569629919 |
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気づかせて動かす
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
(2008/11/28) これは良書です。 京都伏見工業ラグビー部、「スクールウォーズ」であまりに有名な山口良治監督と、中学時代山口氏に見出され、伏見工業を初の全国制覇に導き、その後も同志社、神鋼で日本一を何度も経験した、ラグビーのスーパースター平尾誠二の対談。 内容が濃いっ...
(2008/11/28) これは良書です。 京都伏見工業ラグビー部、「スクールウォーズ」であまりに有名な山口良治監督と、中学時代山口氏に見出され、伏見工業を初の全国制覇に導き、その後も同志社、神鋼で日本一を何度も経験した、ラグビーのスーパースター平尾誠二の対談。 内容が濃いっす。 ドラマで、映画で、プロジェクトXで、書籍で語りつくされたエピソードの背景に重点が置かれている。 ただの熱血教師、泣き虫教師、拳骨教師ではないところを、2人の会話から読み取ることができる。 タイトルにもある「気づき」、これがあるかどうかでその人の行動、パフォーマンスは全然違うものになる。「気づき」をするのは本人。周りはその環境を作るだけ。 山口氏も、平尾氏も気づきがあった。 山口氏は日大時代、ラグビーの練習がきつく教員になる勉強ができず苦しくて練習を休む。屋上から苦しそうに練習している部員を見て、「気づく」。日体大でラグビーをやろうと。 平尾氏は、1年生のころ伏見工業の練習がきつく、休む。学校も休む。おやつを食べ、テレビを見ている、楽をしているが楽しくない自分に気づく。やらされる思いではきついが、自分から目標をもってやるのであれば、できるということに気づく。 自分の体験をベースに、高校生を指導する山口氏。熱情、愛情、これをベースに「どうすればその子のためになるか」を考え、平尾を始め、多くの生徒を成長させた。 読んでいてわくわくしました。 最後に山口氏が「自分が得たものを返していこうという気持ちをもて」と語っているのを読んで、改めて気づいたことがある。 外秩父、3回連続完歩しているが、これは1回目、途中でばてた私をチェックポイントで待ってくれた先輩がいればこそ。待ってくれなければ確実にリタイアしていた。いただいたゼリーが効いたのは、その成分だけではなかったはずだ。 これを、まだ一年では完歩していない友人たちに返していくことが私の責任だと、改めて認識しました。 来年は待ちます!みんな一緒にゴールしよう!
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この本は元伏見工業高校ラグビー部監督 山口良治氏と、Mr.ラグビーこと平尾誠二氏との対談である。 「京都一のワル」といわれた山本清悟が入学してきた時、山口監督は「おまえケンカに自信があるらしいが、ラグビーはルールあるケンカやぞ」とラグビー部へ誘う。 彼はラグビー部で強くなり二年...
この本は元伏見工業高校ラグビー部監督 山口良治氏と、Mr.ラグビーこと平尾誠二氏との対談である。 「京都一のワル」といわれた山本清悟が入学してきた時、山口監督は「おまえケンカに自信があるらしいが、ラグビーはルールあるケンカやぞ」とラグビー部へ誘う。 彼はラグビー部で強くなり二年生で高校ジャパンの代表となった。 山口「三年生のときも高校生ジャパンに選ばれて、イングランド遠征に行った。遠征ではホームステイをするから、これが二回目のホームステイ。ところが、英 語の成績が『1』だった(笑)。ぼくは、その英語の先生と話したよ、『先生は自分が教えた英語で生徒に何を経験させたいのですか?清悟は一ヵ月近くも英語の国へ行って、ホームステイしながら生活してきたんですよ。それでも、その真実は先生にとって何の評価にもならないんですか?』って・・・そしたら『2にするから・・・』って(笑)。そんな清悟が、卒業後はぼくの母校の日体大に進学して、いまでは高校の先生だよ。『他界してるか、檻に入ってるか』と思われていた、あの清悟がね」 この箇所を読んだ時、なぜかすごく笑いがこみ上げてきた。じーんとくるような気持ちのいい笑いが・・・。 もうすぐラグビーワールドカップが日本で初めて開催される。 幾人ものラガーマンといくつものつみ重ねがあっての日本開催であることを忘れてはならないと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
“日本一は全員の勝ちたいとという想いの集大成” 最近よく思うのが、何かを成し遂げるも者は一番頭がいい者でもなく一番行動力がある者でもなく 一番それを成し遂げたいと強く思っている者なんだろうと思う。 努力もそのイメージの実現のためにするのであって、自分がそうしたいから苦しいことも苦にならないと思う。 “「おまえなら素晴らしい選手になれる」その言葉が支えとなった” 紹介状の件を読んで 率直な行動でここまで一人の人間転機になるような影響を与えることができるのだなぁと思うと思わず涙が出そうになった。 “先生の根底にあるのは人間観察力の高さ” “だから、大切なのは感性の部分だよ。感じとることなんだ。 子供を毎日真剣に見ていたら、「あっ、何かあったな」って感じるんだよ。「おはようございます」というあいさつひとつでも、 「元気ないな。何かあったのか」と気がついて、「どうしたんや?」って聞いてやれる。小学生なんかだったら、何でもないことだもの。 そういう変化に気づかないというのは、本当に愛情が足りないのだと思うよ。” 最近こういった人がめっきり減ったと思う。いい指導者だなと思う方々はことごとくメンバーについてよく把握している人だと思う。 共感することが大変多かったが、 これをどう日々の仕事に生かそうかなと考える。 これを言っては身もふたもないが 先生と生徒、相手が高校生。というのが今の私の立場との決定的な違いかもしれない。 待つことや叱ること、負ける状況に対峙させて“気づき”を与えることは 相手が思春期を過ぎた大人でもできないわけではないと思う。 しかし よりリーダーに適した人をリーダーにしていくことや育てることは可能だと思うが 感性に答える感性を持っていない人を育てるのは極めて難しいだろうと思う。
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