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ヴィシー政府と「国民革命」 ドイツ占領下フランスのナショナル・アイデンティティ
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ヴィシー政府と「国民革命」 ドイツ占領下フランスのナショナル・アイデンティティ

川上勉(著者)

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ヴィシー政府と「国民革命」 ドイツ占領下フランスのナショナル・アイデンティティ

3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店/
発売年月日 2001/12/30
JAN 9784894342668

ヴィシー政府と「国民革命」

¥3,960

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2011/03/01

フランス史のタブーとされるヴィシー政府について光をあてる。先行研究の変遷を読み解きながら、ヴィシーの政策理念(「国民革命」「対独協力」)がフランス革命の否定だったこと、しかもナチスからの強制ではなく、積極的な協力だったことを、わかりやすく解説している。個人的に興味深かったのは、「...

フランス史のタブーとされるヴィシー政府について光をあてる。先行研究の変遷を読み解きながら、ヴィシーの政策理念(「国民革命」「対独協力」)がフランス革命の否定だったこと、しかもナチスからの強制ではなく、積極的な協力だったことを、わかりやすく解説している。個人的に興味深かったのは、「国民革命」がナチズムでもコミュニズムでもない「第三の道」を進もうとしていたこと。 「リオム裁判」(戦後に第三共和政時代の指導者を弾劾した軍事裁判)についての記述があるが、これはいわば“自国による東京裁判”と考えてよいだろう。

Posted by ブクログ

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