私を変えたあの言葉 経営者たちはなぜ奇蹟を起こせたか

神渡良平(著者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP社/日経BP出版センター
• 発売年月日: 1997/05/08
• JAN: 9784822214203

商品レビュー

2016/03/02

「事業は求道」
戦前、戦後、高度成長期をかけて生きてきた人を中心とした企業経営者たちの物語（一部もっと若い人もいる）。松下幸之助や本田宗一郎などの大御所ではないが、全国の大企業の経営者を拾い集めている。
安岡正篤、佐藤一斎、山岡鉄舟、西田天香などの東洋的な話を織り交ぜながらの展開は心に響く。
結局、企業経営とは「聖人の道」だと思う。悟りのプロセスで言うなら、カルマヨガ（行為のヨガ）だな。社員と共感を得ながら、自らも暫時悟りの道を登っていく。苦難や失敗があっても気づきとともに成長する。
アメリカの殺伐とした企業のあり方とは異なる視点という意味で、今の日本にはどのくらいこのような経営者がいるのだろう。社員に飯を食わせるといった以前の話だ。1997年初版。

2016/02/17

喜神を含むとは、どういう立場に立たされようと、それに心を乱されることなく、心の奥深い部分にいつも喜びの気持ちを抱いてことに当たる、そうすればどんな運勢も開けないものはなく、上昇気流に乗ったように開けていくと解釈できる 楽な道としんどい道があるとすれば、しんどい道を採りなさい ドラッカー:企業経営の目的とは、企業を社会的存在価値のあるものにすることだ ひとを信じるということは、信じたあいてからどんな報いが返ってきても、それを受け入れると決心したときに初めて信じたと言えます

2011/11/03

「素晴らしい本」の一言。

仕事をしていく上で何度も何度も読み直す価値ある
私にとって最高の本。

経営者達の「志」と「思い」から
とても多くのことが学べる良書。

「机の上に1冊」って感じです。