商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1996/06/30 |
JAN | 9784048834506 |
- 書籍
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一日暮し
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一日暮し
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一日一日を思へば、退屈はあるまじ。 一日一日とつとむれば百年千年もつとめやすし。 何卒一生と思ふからにたいそうである。 一大事と申すは今日只今の心也。 それをおろそかにして翌日あることなし。 (正受老人) --------------------------- さしあたること...
一日一日を思へば、退屈はあるまじ。 一日一日とつとむれば百年千年もつとめやすし。 何卒一生と思ふからにたいそうである。 一大事と申すは今日只今の心也。 それをおろそかにして翌日あることなし。 (正受老人) --------------------------- さしあたることだけ思え、 といわれるのだから 一日生きればそれでたくさんなのだ。 余のことは知らんでよい。 願わんでよろしい。 明日死んでもよいという一日の 幸福感を保つ工夫さえあればいいのである。 (P17) --------------------------- 「本来無一物」といい 「一日だけ生きればよい。 あす、あさってのことをくよくよ考えるな、 あす、あさっては勝手にやってくる」 と教えた人がいま、 物に埋まってくらす私を刺激する ----------------- 尋常只法悟ヲ打スルノミ。 其ノ余ハ万事ヲ放下シ、 世縁ヲ杜絶シテ、 只正念工夫不断坐禅ヲ重要トセリ ------------------- ひとたび、自分の心の本質を知ったら、 かやすすきのかげに、 石窟の中に、 われ鍋でかゆを煮て喰い、 二十年、三十年のあいだ、 世俗の名利を思わず、 財宝を心にかけず、 世間をまったく忘れて、 岩むろに住し、 君主がいくら召しだしても応ぜず、 諸侯が請うても地位を受けてはならない。 唐代純粋禅の真骨頂。 (P96) ------------------- その人の生きたところが その人の禅 (P165)
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