- 新品
- 書籍
- 書籍
美の変貌 西洋美学史への展望 SEKAISHISO SEMINAR
2,530円
獲得ポイント23P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 世界思想社 |
発売年月日 | 1988/05/10 |
JAN | 9784790703280 |
- 書籍
- 書籍
美の変貌
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
美の変貌
¥2,530
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
西洋美学思想の概説書。単に一人ひとりの思想家の学説を紹介するだけでなく、古代から現代に至るまでの美学思想の流れが把握できるような構成になっている。巻末には、主要な美学書の解題が置かれている。 本書は入門書に位置づけられるのだと思われるが、各執筆者の研究成果が盛り込まれていて、少...
西洋美学思想の概説書。単に一人ひとりの思想家の学説を紹介するだけでなく、古代から現代に至るまでの美学思想の流れが把握できるような構成になっている。巻末には、主要な美学書の解題が置かれている。 本書は入門書に位置づけられるのだと思われるが、各執筆者の研究成果が盛り込まれていて、少し発展的な内容までカヴァーしている。あえて難点を上げるとすると、現代の英語圏における分析美学が取り上げられていないことだろうか。あと、最終章の「イマージュをめぐるたゆたい―フランス、イタリアにおける現代美学」では、ベルクソンとクローチェの芸術論、レヴィ=ストロースの現代芸術批判とそれに対するエーコの反駁、さらにドゥルーズの芸術論が取り上げられているが、やや恣意的な選択だという気がする。執筆者の篠原資明氏の関心に基づいて取り上げられているのだろうが、他にも取り上げるべき思想家がいるはずだと思う。とはいえ、本書全体としては優れた美学の概説書だといってよいだろう。
Posted by