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純愛・青春・大人の恋など、さまざまな愛のカタチを描いた恋愛小説を100冊集めました。
恋がしたい方にも、失恋の傷を癒やしたい方にもおすすめです。
34歳、独身。人と関わることが苦手で孤独を感じている冬子は、あるときカルチャーセンターで三束さんと出会う。ときどき喫茶店で言葉を交わし、少しずつ惹かれていくが……。はかなく美しい言葉で紡がれる切ない恋愛小説です。
采岐島の「神隠しの入り江」と呼ばれる場所で、高校生の和希は七緒と出会う。身元の分からない彼女は、1974年からきたと言うが……。ある事情を抱えた少年と、過去からやってきた少女のひと夏の恋。透明感にあふれた一冊です。
恋人や夫が、もしも性加害者になってしまったら。今後どうやって彼と接したらいいのか、気持ちにどう折り合いをつければいいのか。愛しているからこそ彼を振り切れない主人公の思い、正解のない物語がズシンと心に響きます。
40歳独身、趣味節約、余命1年。死ぬまでに貯金を使い切ろうと考えた唯は、なりゆきでピンク髪のホスト・瀬名を買うことに。二人の奇妙な関係の行く先は……。新しい人生観、新しい恋愛の形に触れられる作品です。
10年片思いしている同級生か、自分を好きだと言ってくれる会社の同期か――どっちを選べば後悔しない!? こじらせまくり、悩みまくり、恋愛経験ゼロの主人公に共感する方も多いはず。コミカルな作風にクスっとしてしまいます。
マッチングアプリで出会い、婚約した架(かける)と真実。ところが、突然真実が行方不明になってしまう。タイトルの通り、人間の傲慢さと善良さを見事に描いた傑作。読んでいくうちに、自分自身の内面にある後ろめたいところをグサッと刺されます。気づけば辻村さんの世界に引きずり込まれているはず。
傷つくのを恐れて恋することを避けてきた夏目が、間島の絵を見たその瞬間、恋に落ちてしまう。理性を失うほどの激しい恋を丁寧に描いた一冊。人を好きになることで得られる幸福はもちろん、悲しみや執着に胸が苦しくなります。
料理が嫌いな優花は、真島さんのことが好き。だけど、彼は「料理教室の先生」に思いを寄せていた。なんとか振り向いてもらうためにがんばるけれど……。料理を軸に、主人公の恋愛や人間模様を描いた作品。「料理は愛情」という言葉に抗う彼女の気持ちに共感する人も多いのでは。
黒髪の少女に恋をした「私」は、彼女の外堀を埋めるべく「なるべく彼女の目にとまる(ナカメ)作戦」を決行。この恋、はたして成就するのか……? 「私」と「黒髪の乙女」の視点で語られる本作。独特な言い回しで、純粋な男女の恋がリズミカルに描かれます。
母親が亡くなり、ワインバーの経営を受け継ぐか迷う葵。さまざまな男性との出会いと別れをくり返す中で、彼女が選んだ未来とは――。しあわせの形は人の数だけあるのだと、改めて思い知らされます。第1回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」の受賞作です。
職場の事故で薬指が欠けた主人公と、標本技術者である男の交流を描く表題作。そして、とある小部屋にまつわる人々を描く「六角形の小部屋」の2作を収載。どちらも幻想的で独特の静けさがあり、不思議な怖さを持つ物語です。
仲の良い両親に育てられた龍樹と、両親の不仲に悩むせつな。正反対の環境で過ごしてきた二人が、保健室で出会い、恋に落ちた。誰かを好きになること、好きになってもらうことの尊さをぎゅっと詰め込んだ作品。初々しいやり取りに応援したくなります。
「お互い本気で好きにならない」ことを条件に付き合いだした真織と透だが、一緒に過ごすうちに嘘だった気持ちが本物になっていく。しかし、彼女は記憶障害を抱えていて……。日本で映画化され、韓国でリメイクもされた切ないラブストーリーです。
潔癖症に悩む賢吾と、視線恐怖症で不登校のひじりが、それぞれの恐怖症に向き合いながらも惹かれあっていく。しかし、二人の恋心が「虫」によって仕組まれたものだったとしたら――? ほろ苦く、はかなくも透明感のあるストーリーに引き込まれます。
洋服選びには、さまざまな思いがある――。タイトルが印象的な本作は、女性たちの恋愛、そしてファッションを描く短編集です。読み終わった後は、お気に入りの服を着て、好きな人に会いに行きたくなります。
舞台は電車内。たった15分の乗車時間に凝縮された恋愛模様はドラマチックで、読む人の心を惹きつけます。オムニバス形式でテンポよく読めるので、小説を読むのが苦手な方にもおすすめ。登場人物たちが関西弁で話す姿にほっこりします。